ITOBOG図鑑人材新潟大学

「東京就活、諦めてました」ITベンチャー内定/新潟大学S・Tさん

「東京就活なんて無理……」
「やりたいことが見つからない……」

いいえ。それでも就活はできるんです!

親に東京就活を猛反対され、やりたいことがないと悩みながらも自分の道を決めた19卒、S・Tさんにお話を伺いました。

(プロフィール)
大学:新潟大学経済学部
出身地:新潟県
将来の夢:20代のうちにたくさんの経験をする/バリバリ働きつつ家庭も大事にするかっこいいママになる/内定先の新潟支社を作る
内定先:レバレジーズ株式会社

 

「目立ちたがり」な性格がもとになった?就活の軸


生協学生委員会の集合写真。この人数をまとめていたとはすごいですね!

 

日野S・Tさんが学生時代に1番頑張ったことを教えてください。

S・Tさん(以下敬称略):生協学生委員会の委員長として、300人のトップに立ったことです。初めは重圧から、結構自分の考えを押し付けてしまって。周りのメンバーが私からも委員会からも離れていってしまったんです。だから、みんなのそばにいて寄り添うことを心掛けて、「部会で今日は〇人に声をかける!」と目標を作って、積極的に関わるようにしました。そうしたら、みんなと仲良くなれたし、意見を積極的に言ってくれるようになりました。

日野
300人をまとめるなんてすごいですね!リーダー的役割が好きだったんですか?

S・T:小学校の時からリーダーや委員長が大好きで、よくやってましたね。リーダーやって目立てるし、みんなにお疲れ!とかの励ましの言葉を貰えるから、頑張ろう!って気持ちになれるのが好きなんです。

日野子供のころから目立つのが好きなんですね!
S・T
そうかも!(笑) 目立ちたがり屋だったなあ、小さい時から。
例えば小学生時代は、リレーの選手がすごく注目されていてかっこよかったんです。だから、運動は得意じゃなかったんですけど、練習して選ばれて、5年間くらいリレーの選手をやったり。
あとは高校の文化祭のステージ発表で、大好きなももクロのダンスをしました。ステージ発表会にも選考会があったんですけど、半年くらい練習し続けて、ステージ発表を勝ち取ったりもしてました。
目立つための努力は、たくさんしてましたね!

 

ももクロが今でも大好きなご様子!推しカラーの服装も目立つ……!


日野
そういった目立つことやリーダーをするといった経験は、就活の軸にも関わってきましたか?

S・T
「2年以内にリーダーを任せてもらえること」という軸に繋がりました。社内でリーダーになって、周りに励まされて頑張りたいと思ったからです。

他の軸としては、「女性が活躍できること」、「チームや仲間を大切にしていること」がありましたね。

日野女性も活躍できる会社を見ていたんですね。

S・Tそうですね。将来達成したいことの1つに、「仕事と家庭を両立させること」があります。母が仕事の話を楽しそうにしていたので、私も仕事を楽しめる人になりたいんです。
その一方で、両親が共働きで寂しい思いをした経験があるので、私は子供にはさせたくない!と思っています。育休産休明けて、ブランクがあっても休みを取る以前のように働きたいから、
早いうちにたくさん学べる環境につきたいと思っていました。内定先はそんな環境があって、魅力的でした。

日野ちなみに、内定先とは何で出会ったんですか?

S・T:3年11月ごろに、若手の執行委員の方が新潟に来てくださったんです。その方のお話を聞いて、「こういう人の下で働きたい!」と思いました。そのイベントで、内定先からもスカウトをもらって面談が決まって、あとはポンポンと。2月初めには内定を貰いました。

 

ベンチャーを選んだのは、早くリーダーになりたかったから


日野
内定を早くに貰ったんですね!他の会社も受けたんですか?

S・T
他の人より少なくて、実は、4社しか受けていないんです。第1志望の企業から早いタイミングで内定をいただけたので、そこに絶対行く!ってずっと思ってたから。でも、エンカレ(※)で後輩の就活支援をやる!って決めていたのに選考経験ないと困るな、アドバイスできないな、と思っていろいろ受けていました。
でも、行くって決めてるのに続けるのもモチベーション下がるだけだし意味ないなって思って。それで、3月には就活を終えました。ちなみに、他に受けた3社もベンチャーでした。


日野ベンチャー志向だったんですね!大手は見ていましたか?

S・T
いくつか大手のインターンには行ったんですけど、「なんか違うな」と思っていました。それと、大手は年功序列制だから、軸の「2年以内にリーダーになる」が達成できないと思ったので見ませんでしたね。代わりに「若手が活躍できる」と言っているベンチャーを見ていました。
私、やりたいことが本当になかったんですよ。だから「早くリーダーになりたい」という一心で企業を探していました。入ってからやりたいことは見つけられると思っているので。


日野なるほど。インターンは2年生の冬に初めて行ったそうですね!

S・T
新潟県内の銀行のインターンに行きました。周りが、2年生の夏に合説!インターン!って感じで就活に向かうのがすごく早くて。その影響でかなり焦りました。
でも、いざ就活を始めると、周囲には自分の話をしたくなくて。
自分の弱いところ見せたくなかったのもあって、家族にも、友達にも就活の悩みは本当に話せなくて、孤独だったんです。今思うと、就活の相談できる人が1人くらいいればよかったなって思います。


 

最初は諦めていた、東京での就活

 

就活中、 東京にいる友達と会って元気をもらっていたそう!


日野
就活で東京にはどのくらい行きましたか?


S・T
:1,2,3月に、月3回くらいは行ってました。3〜4日東京に行って、新潟に戻って、っていう感じです。バイトのために帰ってました。(笑)


日野えっ。バイトのためですか!やっぱり就活にお金はかかりましたか?

S・T
:3月までしか就活してないけど、2~30万円かかりました。ホテルに泊まったり、新幹線使ったりの優雅な就活してたらこんなにいってしまったけど、節約したらもっとセーブできたはずです。反面教師にしてください。(笑)


日野就活シェアハウスは使わなかったんでしょうか?

S・T:3,4回使いました。女性専用の個室タイプのシェアハウスで、家具も家電もいろいろついていたし、ほんとに一人暮らし並みに快適でした。就活シェアハウスありがとう!って感じです。(笑)

日野そもそも、どうして東京で就活をすると決めたんですか?

S・T:最初は、東京での就活は諦めていたんです……。親から東京での就職は反対されていたのと、東京の会社は私のような地方国公立の学生なんて採用してくれないという思い込みがあったので。
だけど3年生の5月に、ある就活の合同イベントのグループディスカッションで目をつけてくれた東京の会社の社員さんがいました。これがきっかけで、意外と自分を認めてくれる会社があるのでは?と思うようになって、サマーインターンも東京の2社行ってみたんです。
そしたら、企業の人たちは「え、新潟から?(笑)」ではなくて「新潟からわざわざありがとう!」って言ってくれて、地方学生を受け入れてくれている感じがありました。そこで、東京はいいなと思えました。

日野それは嬉しいですよね。素敵な出会い!

S・T
でもやっぱり親の反対がすごくて、「縁を切る」とまで言われてしまいました。もちろん親のことは大好きだし、縁を切られるのは嫌だけど、私もやりたいことがあったので諦めませんでした。
内定先の面接で「新潟支社を作るのが夢」と宣言し、親にもそのことと「帰ってくるから安心してほしい」と伝えました。今は、親も認めてくれて、「東京毎月遊びにいくね!東京のごはん楽しみ!」って言っています。(笑)


日野よかったです。それでは最後に、20卒へのメッセージをお願いします!

S・T
就活中、いろんな人を頼りにしていくべきだと思います。私はできなかったから言うのですが、自分だけでなくて、友達でも先輩でも地方のミカタの人でもいいんだけど、いろんな人と関わって、就活を乗り越えていくのが大事だと感じました。
就活は大変かもしれないけど、一人で抱え込まずにいろんな人と話して、いろんな人と関わって、就活を乗り越えていってください!


 





就活は逆境だらけ。
それでも、必ず決断しなければいけないタイミングが来ます。


今はまだ、やりたいことが分からない地方就活生の方も、自分の譲れない軸をもとに会社を選び、S・Tさんのように力強く突き進むといいかもしれません。悩んでしまうときも、きっと周りには、応援してくれる人がいるはずです!

※エンカレとは?
→正式名称は「encourage(エンカレッジ)」。内定を得た4年生が、就活に励む3年生をサポートする団体。全国に70の拠点がある。GDやESの対策セミナーや企業と会えるイベント、就活生1人に先輩が1人つくメンター制度など、就活を手厚くサポートしてくれる。