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これから内定承諾する人へ、もう一度「自分の軸」を思い返してみて。 ソウルドアウト内定/鳥取大学H.U.さん

就活の軸。就活中にたくさん考えても、何が自分の軸なのか、はっきり定まらない人も多いかもしれません。しかし、複数の内定先から納得のいく1社を選ぶときに初めて自分の軸が明確になることもあります。

今回は、一度内定承諾をしたあとに、「地方創生」という1番大切にしたい軸に気付けた19卒H.U.さんにお話を伺いました。

納得の進路を選んだことでさらに思いが強くなった「地方に貢献したい」という夢についても、お話してもらいました。

(プロフィール)
大学:鳥取大学農学部
出身地:島根県
大学時代頑張ったこと:インターンシップ21社、イベント運営など
内定先:ソウルドアウト株式会社



「地方創生」が僕の1番の就活軸

日野:H.U.さんは最後の最後で内定先を変えたと伺いました。どうして進路を変更したのでしょうか?

H.U.さん(以下、敬称略):一度別の会社にしようと決めていたのですが、ソウルドアウトさんに変えた理由はより自分の軸に合っていたからですね。

僕の軸は3つで、①地方創生ができるか、②自分で0→1ができるか、③理念や人などの雰囲気の面で会社に共感できるか、でした。全部の軸で改めて検討してみて、やはりソウルドアウトさんがいいなと思えたので変えました。一度承諾してから変更するのは、良くないことだとは思ったのですが。

日野:なるほど。2つ目の軸の「自分で0→1ができるか」は、どうして重視していたんですか?

H.U.:僕は自分で事業がしたいなと思っているんです。まだ今はぼんやりとしか考えられていないんですけど、全国の地方を回って、新規事業立ち上げのプロになれたらいいなと考えています。地方は潜在能力を持っているので、それを活かした事業をやりたいんです。

日野:事業をやってみたいなと思ったきっかけは何かありますか?

H.U.:自分自身で創意工夫して、物作りをすることが大好きだったんです。無我夢中になれるというか。もともとあるものではなくて、自分で作ったもので喜んでもらった方が、こちらの喜びも大きいと思うので。

日野:なぜ“事業”なんですか?

H.U.:地方を事業で盛り上げたいという思いがあったからです。だから大学2年生の夏に、僕の出身地の島根県雲南市で2ヶ月NPOに入って、20代〜40代の大人向けに起業家を支援するインターンをしました。大学2年生の2月には、行政と関わったインターンもしました。地元の雲南市には大学がないので、若者の流出が大きな問題になっているんです。そこで高校生が参加するお祭りを通じて、高校生の夢を実現させて、地元定着をさせようという試みを行いました。

 

地元・島根県で参加したイベントで司会をしている様子。

 

日野:地方でのインターンをやる前とやった後では、H.U.さんの中で変わったことはありましたか?

H.U.:1つ目に「地方に貢献したい!」という気持ちが強まったことです。2つ目に、自分たちの地域は、地域住民が主体的に守っていくことが必要だと気づいたことです。インターンシップを通じて、ビジネスを通じて地域を興すことに触れられました。行政に任せきりではなくて、地方の潜在能力を活かしてビジネスをやって、自分たちで地域を興していきたいと考えるようになりました。インターンを通じて、地方創生への考え方が変わりましたね。

日野:では、内定先をソウルドアウトに変えたのは、より地方に貢献できる会社であると気付いたからですか?

H.U.:そうですね。僕は、深いところから地方創生がやりたかったんです。ソウルドアウトでは、販売促進を通じてそれぞれの企業が持っている潜在能力を活かしたビジネスができます。そこがいいなと思いましたね。

 

地方は東京より半年も遅れているという現実

日野:H.U.さんにとっての就活はつらかったですか?それとも楽しかったですか?

H.U.:とても楽しかったです!でも東京との格差を感じたことはつらかったですね。地方は、東京の就活生よりもスケジュール感が1年から半年分くらい遅れていると思います。周りの学生の違いだったり、情報や機会の面で、地方就活生ならではの格差をひしひしと感じました。

それと、イベントの質も量も、東京と地方では全く違いました。質でいうと、地方の企業ではまずやっていないような課題解決型ワークや中長期のインターンがあります。それから企業の業種も違います。人材系企業や自社開発をしているIT企業は、地方にはあまりないですから。そういう点で、地方と東京では全く違うと思いましたね。

日野:それはどのタイミングで感じたのですか?

H.U.:最初に気づいたのが、東京の介護系NPOで5日間インターンをしたときです。その時、大学に入って初めて東京に行ったら、東京の方が魅力的な地方創生に関連するイベントや採用イベントがたくさんあったんですよ。そこに参加している方々のレベルの高さにも驚きました。

 

地方のミカタ就活カフェにて。就活イベントにも積極的に参加していたそう。

 

日野:格差を埋めるために、何か努力したことはありますか?

H.U.:3つあります。1つ目は、相談に乗ってくれる社会人や企業を見つけること。2つ目は、オンライン面談の機会を利用すること。やっぱり東京に行くのは時間がかかるので。3つ目が、県外で就活に主体的に取り組む学生とイベントを開催したことです。その鳥取で開催したイベントをきっかけに、鳥取の学生にも様々なサービスや企業を紹介して、就活のサポートを行いました。

日野:H.U.さんも就活中で忙しかったのではと思うのですが、どうしてそんなに頑張れたんですか?

H.U.:自分以外の就活生に対して、「鳥取の就活を一緒に盛り上げたい」という思いからですね。自分も東京との格差はものすごく感じていたので。

日野:利他的ですし、地元への愛情を感じます!

 

早くから!もっと動くべき!

日野:では、この記事を読んでいる就活生に、アドバイスをお願いします!

H.U.:アドバイスは「早めに動くべき」「もっと動くべき」の2つですね。

日野:H.U.さんは1年次からインターンをされてましたが、それでも「もっと早く」と思うものなんですか?

H.U.:企業について、知れば知るほど「もっと知りたい!」という思いが強くなりました。動けば動いた分、企業や業界について自分が無知であると気づかされました。そのため、3年夏の時点で、東京のベンチャー企業や中小企業を中心に21社のインターンに参加していました。就活って、業界への知識を「深める」ことと、「広げる」ことを同時にやらなきゃいけないのが難しいと思うんです。

内定を頂いた時も、「人生で1度しかない貴重なファーストキャリアを、この企業で歩むべきなのか?」とすごく悩むと思うんですよね。納得感を持って就活を終えるためにも、早めに動くべきだと思います。

 

地方創生インターンでの写真!お話していて、本当に地方創生がお好きなんだと伝わりました。

 

日野:インターンも幅広く行かれたんですね!

H.U.:でも、就活初期段階から大手企業を選択肢から外してしまっていたことは、今思えば後悔しています。

日野:そうなんですか。ずっとベンチャー志向だったのかと思っていました!

H.U.:ベンチャー志向でしたよ。でも就活を終えてから思うのが、自分が経験していないことは後輩に伝えて上げられないので就活相談で力になれないんですよね。地方でやっていたインターンを思い返しても、地方を盛り上げている人の中には大手出身の人もいたなと。そういう意味で大手に関しても調べておく必要はあったかなと思います。

日野:なるほど。なんだかH.U.さんらしいです。今回は貴重なお話どうもありがとうございました!

 



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内定を複数もらいながらも、自分の1番したいことを見極められたH.U.さん。
自分の本当にしたいことは何か、自分の経験から軸を固めていらっしゃいました。

今就活中の皆さんも、自分の進路をひとつに決めるときには、過去を振り返って作った軸を元に選ぶようにしましょう。そうすれば自分にぴったりの進路が選べるはずです!

この記事のWriter
日野亜莉沙(Arisa Hino):新潟大学4年生。地方のミカタのライターインターン。地方学生に寄り添った情報発信を心がけています!