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「内定後に気づいた自分が本当にやりたいこと、そして地方就活生の強み」大手総合人材企業内定/愛媛大学Hさん

根っからの前向き人間だという愛媛大学のHさん。ただ、就活に対しては2年生から漠然と不安を抱えていたそうです。そんなHさんは、東京就活をしていく中で、自分が本当にやりたいことに気付くきっかけがありました。

まだ自己分析でモヤモヤしている地方就活生に、ぜひ読んでほしい就活記です!

<プロフィール>
大学:愛媛大学 教育学部
出身地:愛媛県松山市
将来の夢:一人一人が自分らしさを見つけ、活き活き働く社会づくりに貢献する!
内定先:大手総合人材企業


 




不安で動き出した2年生の2月

志賀:Hさんは何から就活を始めましたか?

Hさん
(以下、敬称略):2年生の終わりに、地銀のインターンを受けたのが始まりです。その当時、地銀に興味があったので、参加してみようと思ったんです。選考の抽選にたまたま受かって、すごいラッキーでした。でも、2年生なのによく行けたなと思いますね。(笑)


志賀:確かに。まだ2年生だと就活って早いですよね。

H
でも、改めて当時のことを思い出すと、参加したきっかけは、焦りから生まれているような気がします。
自分に自信がなかったんです。人よりも早く何かをした方が安心できるから、就活も早く動き始めました。

志賀:そうなんですね。インターンに行った後の心境の変化などはありますか?

H
参加する前は、就活のことを知らないからすごい不安だった
んですよ。でも、思ったよりも就活って怖いものじゃない、というように感じました。
インターンの中で、実際に地銀で働いている人との対談があったんですけど、自分より学年が一個上の就活生もみんな不安を抱えていて。それに対して、地銀で働いている方が「何とかなるよ」と話してくれて。
それまでは就活ってすごく厳しいイメージだったんですけど、その時にそのイメージがなくなったんです。就活に対してリアルな情報を得たことで、一年後、本格的に就活を始めるときまでに、また何倍も成長していればいいなって気持ちになりました。


 

「自分のやりたいこと」に気づいた転機


志賀:地銀でのインターンの後すぐ、海外インターンにも行かれたんですよね?

H
はい。海外インターンは私の人生のターニングポイントだと思ってます。
というのも、実はそのとき、教員になるか民間に就職しようか迷っていたんです。海外インターンに参加することが何か良いきっかけになると思って、参加を決めました。中学・高校で学校の先生に憧れていて、教師になりたいと思って教育学部に入ったんですよ。でも、実際に教育学部で勉強していくと、ギャップがあって、自分がしたかったのってこれじゃないかもと感じて……。
そもそも学生時代って、大人と出会う機会が少なくて、家族か学校の先生くらいじゃないですか。だから単純に、学校の先生かっこいいなって思ってました。でも、さまざまなインターンを通して社会と関わる中で、教員以外にもかっこいい大人がたくさんいることに気づいたんです。そこから、民間就職に切り替えました。

また、インターンで作成した企画が採用されたときの達成感や自信も、民間で働いてみたいという気持ちにつながりましたね。

志賀:なるほど。それではHさんの就職活動や、将来やりたいことをお聞きしてもいいですか?

H
就活を始めたときは、海外で働くという軸で動いていました。実際に、海外で働ける会社から内定も頂いたんですけど、数年後、自分が海外で一人で働いているイメージができなかったんです。
やっぱり、家庭を大事にしたいとか、すごい幸せな家族をつくりたいっていう気持ちもすごく強くて。


志賀:やっぱり違うな、と?

Hそうなんです。自分が本当にやりたいことがこれなのかな?って思い初めてから、また自己分析を、たくさんしました。

志賀:最終的には、人材業界に内定を決めていますよね?

H
はい。迷ったときにちょっと振り返って、教員になりたかった理由を考え直したんですよ。そしたら、英語の楽しさとかそういう部分を伝えることももちろん大事だけど、学生時代に自分のキャリアを考える時間やその機会がなかったことに対して、なんか疑問と後悔を感じている自分に気づいて。


紆余曲折ありましたが、そこでやっと、教育を通して「一人ひとりが自分らしい生き方を選択できるようにサポートしたい」というのが軸になりました!

志賀:自己分析で、やりたいことに気づけたというか、繋がったというか。

Hそうです。もともと、人のために何かをするのが好きだったんです。たとえば、学校の友達に「これどうやるんだっけ?」と質問されるとき、そこまでしなくてもいいって言われるくらい調べちゃったり。
なんか、自分のやったことで他人が喜んでくれるのが嬉しくて、それがモチベーションにもなってたんですよね。これも自己分析で発見できました。

志賀:すごいですね!では、将来的にやりたいことも、人のためにとか、教育関連ですか?

Hそうです。段階があるんですけど、まずは民間企業で「働くこと」について理解を深めつつ、人が働きやすくなる環境を作り上げたいなと思ってます。将来的には、学校の先生だったり、他の道で子どもたちに影響を与えていきたいです。
キャリア教育って、働いたことのない学校の先生には難しい部分もあると思うので。

 

就活中にできた友達と東京タワーに登った写真!楽しそうですね!

 

上京してみたら、東京が合っていた



志賀:
ちなみに、いつごろから東京就職を考え始めたんですか?

H
いい質問ですね!もともとは広島とかで就職しようと思ってたんです。近場で地元の松山よりもほどよい都会、という単純な理由でした。
でも広島では、インターンや興味のある企業が全然なくて。そこから、別の場所を見てみたいと思って大阪に行きました。でも、大阪で就活をすると、一番効率がいいのは東京かと思い始めたんです。大阪はシェアハウスなどもなくて、東京より不便だしお金もかかったので、東京に。
当時は東京で就活して、広島や大阪に支店がある会社で働くのもいいかなという気持ちもあったんですが、実際東京にいくと、とても合っていて、東京に染まってしまいました。



志賀:具体的には、東京のどこが合うと思いましたか?

H
意外にも、北海道から沖縄までたくさん地方の人がいる
ところですね。大阪だと、本当に関西圏の人ばかりなんです。
私は、自分とは違う価値観や考えを持った人と交流するのが好きなので、地方からさまざまな人が集まる東京で暮らすのがとてもおもしろかったんです。東京で、地方学生向けのシェアハウスとか、地方のミカタの就活カフェを使っていたから、地方の人が多いと感じたのもあるかもしれないんですけどね。
でも地元もすごく好きなので、東京で力をつけて、いつか愛媛に還元できたらな、とも思っています!


 

東京での地方のミカタの冬合宿にて。このころから東京と愛媛の往復生活でした!

 

”地方学生”は武器!


志賀:
内定先の同期と触れ合う中で感じた、地方と東京の差ってありますか?

H
一概には言えませんが、東京の人でも、あまり真剣に就活してない人もいるんだなというのが正直な感想です……。
東京や大阪に住んでいる人って、みんながやっているから授業の合間にやる、という就活観の人が多いように感じました。だからなんとなく就職先を選んだって言ってる人も結構多かったんです。そういう面では、地方就活生だからこそ、就活に対して人一倍向き合う機会があって、時間も使って、真剣に自分の進路を考えられたと思います。

志賀:就活中にも、そのようなことってありましたか?

H
実際に選考を受ける中でも、地方学生のメリットみたいなものは感じましたね。
東京での選考に、地方から来た学生は自分くらいでした。だから面接では、地方からわざわざ東京に来た理由を必ず聞かれるんです。
しっかりと理由を答えられることで、評価につながった部分もあったので、そういう面では本当に地方学生で良かったと思います。


志賀:なるほど。地方学生だからこそ、逆にお得ってことですね!

H
すごい武器になると思いますよ!
でも私の場合、3年生の1月・2月の早期から東京に行き始めたのが大きいかもしれないですね。3月・4月になると、地方から就活に来る学生も増えてきて、差別化が難しいと思います。

志賀:いろいろと参考になりました…!では最後に、就活生に対してメッセージをお願いします!

H
東京就活において、「地方だから」とネガティブに感じる部分ってあると思うんです。特に、地元の国立大出身だったら、地元で就職活動をすれば、地元の企業への就職率もいいわけですし。でもやっぱり、ファーストキャリアを選ぶのはすごく大事だと思うので、就職してから後悔してほしくないと思います。
就活は、行動してみて損はないので、積極的に自分のやりたいことに挑戦していってほしいなと思います!

 




地方学生にとって、東京就活は不安だらけ。東京就活でハンデに思われがちな「地方学生」を強みに変えたHさんの体験談は、何事も前向きに捉えることの大切さを教えてくれます。
東京の学生と「差別化」できる地方学生ならではの強みを生かして、就職活動、頑張っていきましょう!


<就活スケジュール>
2年 2月  地銀の1dayインターンに参加
    3月  海外インターン(武者修行プログラム14day)に参加
 4~12月  各種インターンに参加    

3年 1月  本選考→内々定1社獲得
※このころから毎週飛行機等で東京に行き始める
3月  本格的に東京に移住
4年 4月  内定承諾し、就活を終了


<interviewer/writer> YURI SHIGA(新潟大学3年)